目次
概要
最初の作品で将棋を作ろうと思った理由はシンプルで、「AIを使えば誰でも作れる」と伝えたかったからです。普通に考えると将棋のルールは複雑で、自分で全部プログラムするのは大変そうです。でも実際には、AIをうまく使えば、意外と簡単に形にできるんです。 「自分でゲームを作ってみたいけど難しそう…」と思っている人の第一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。

今回は生成AIとしてチャットGPTを使用しました。無料版でも作れないことはないですが、生成スピードや質が大きく違ってくるため、可能であれば有料版のplusに加入することをお勧めします。
環境構築
ステップ1
チャットGPTのアカウントを作成します。(plusへの加入がおすすめ)
ステップ2
Python をインストール。公式サイトからダウンロードします。 Windows の場合は「Add Python to PATH」に必ずチェックを入れてインストールしてください。
ステップ3
VS Code をインストール。同じく公式サイトからダウンロードします。
ステップ4
Python拡張機能を入れる。 VS Code を開き、左の「拡張機能(四角いアイコン)」をクリック。 検索バーに「Python」と入力し、Microsoft製の拡張機能をインストール。
ステップ5
ターミナルで動作確認 VS Code のメニュー → 表示 → ターミナル を開く。 python --version または py --version を入力して Enter。 バージョンが表示されればOK。
追記
簡潔にまとめると以上の手順となります。詳しくは画像付きで解説しているおすすめの書籍を紹介するのでそちらを参考にするか、設定の中でわからないことがあればインスタグラムのほうで画像付きで送っていただければできる限り対応します。
AIの利用方法
基本的にプログラムはAIに作成してもらい、問題が起きた場合のバグ取りも、AIに任せるというスタンスで作成を進めていくという想定で、その利用方法・質問の仕方を解説します。
ステップ1
初期設定が完了したら実際にプログラムを作成します。
「あなたはプロゲームクリエイターです。VScordで将棋を作成したいです。言語はPythonです。」
「わかりました、将棋のアプリを作成します」

とりあえず簡単に支持するだけである程度の大枠は完成しました。しかし、文字の被りやコマの向きなどの視覚的な問題があります。他にも、複雑な将棋のルールをすべて反映させることはできていませんでした。
ステップ2
ここから少しずつプログラムを修正していきます。ついでにAIとの対戦機能も導入します。
「文字のかぶりを修正して、先手番の文字の向きを変えて。AIとの対戦も実装して。」
「わかりました、修正したコードを作成します」

初めて作る際はひとつずつ質問して修正していくほうがわかりやすいと思います。 また、部分的に修正案を出される時もありますが、修正方法がわからなければ「全部書き直して」と打てば書き直してくれます。 バグが起きた場合は、実行後のターミナルの文章を張り付けるか、プログラムを張り付けるかで対応してくれます。
公開方法
公開方法はGitHub Pagesなどで公開したり、私のようにサイトを作成して貼り付けたり、方法は様々です。チャットGPTにどのような形式で公開したいかを伝え、アップロードしてみてください。